ドイツの薬剤事情

要指示薬以外の薬とは、薬局指示薬(日本で言う一般用医薬品)のことでしょうか。もし薬局指示薬のことをさすのであれば、緑の処方箋で薬局指示薬を買うということなのでしょうか。教えてください。

要指示薬以外の薬は、日本で一般用医薬品、いわゆるOTCと位置付けされているものに相当します。
FAQでは、処方箋に関する情報の中で記述していますので緑の処方箋と書きましたが、もちろん医師の処方箋がなくても購入できます。

返信ありがとうございます。
医療用医薬品と一般用医薬品では薬品棚が異なっていると思うのですが、処方箋がきた場合に要指示薬は医療用医薬品専用の棚から、一般用医薬品は一般用医薬品専用の棚から取るのでしょうか。

例えば、処方箋にアレグラが書いてあった場合、日本ではOTC、調剤室両方にアレグラが置いてありますが、そのときは調剤棚から薬を取るのであって一般用医薬品の売り場からは薬を取ってきたりはしませんよね。ドイツでも日本のように同じ成分でも処方箋専用の薬が調剤棚にあるのでしょうか。
わかりにくくてすみません。

ドイツの薬局では、いわゆる日本での医療用医薬品、一般用医薬品に相当する薬の、保管場所は特に分かれていません。
処方箋が必要である医療用医薬品は、必ずバックオフィス(日本での調剤室にあたるスペース)に保管しますが、一般用医薬品は、店内のお客様から見えるところにも保管していいことになっています。
一般用医薬品の中でも、お客様が手にとって見られる棚に置いてよい薬と、薬局スタッフのみが手にとってよい棚に置いてある薬とに分かれます。
処方箋が必要でない一般用医薬品が保険診療の処方箋に記載してあるのは、主に小児用の薬の場合ですが、その際は、薬によっては、一般用医薬品の棚から取り出して投薬することも稀ではありません。
ご質問の回答になっているでしょうか？

わかりやすい説明をありがとうございます。解決しました。